80/20の法則 |
コントロール・プロセスに関して、多くの問題や欠陥(通常は80%)が少数の原因(通常は20%)によって引き起こされる一般的なガイドライン。「パレート図」参照。 |
A/Bテスト |
一つの独立変数だけを変えた二つの類似サービスを示してユーザーの好みを調べるマーケティング手法。 |
Certified Associate in Project Management(CAPM) |
プロジェクトマネジメントに関心がある、またはキャリアをスタートしたばかりの実務者が受ける資格認定。PMBOK®ガイドの原理と用語についての知識を問う。 |
Completion Contract |
ベンダーがバイヤーにプロダクトを納入し、バイヤーが受け入れることで完了する契約。 |
DEEP |
アジャイル・プロジェクトで使用される略語。プロダクト・バックログの望ましい属性を表す(詳細、見積り可能、創発、優先順位付け)。 |
DevOps |
開発と運用のスタッフが協働して円滑なデリバリーを実現する実務慣行。 |
Done(完了)の定義(DoD) |
成果物が「顧客が使える状態」になっていると判断する基準。 |
INVEST |
優れたストーリーの望ましい属性を示す略語。独立、交渉可能、価値がある、見積り可能、小さい、テスト可能。 |
MoSCoW分析 |
ステークホルダーの要求事項の優先順位づけに使用する技法。 |
PDCA/PDSA |
計画・実行・確認・対応。デミング・ホイールとも呼ばれる改善プロセス。 |
PMBOK® |
プロジェクトマネジメントの標準として受け入れられているプロセス、ベストプラクティス、用語、ガイドラインをまとめた知識体系。 |
PMBOK® ガイド |
プロジェクトマネジメント協会(PMI)が刊行する標準ガイド。現在、第7版まで刊行されています。 |
RACIチャート |
Responsible(実行責任)、Accountable(説明責任)、Consulted(相談対応)、Informed(情報提供)からなる役割のマトリックス。 |
Ready(準備完了)の定義(DoR) |
チームが作業を開始できる状態にあることを確認する基準のチェックリスト。 |
SAFe®(スケールド・アジャイル・フレームワーク) |
エンタープライズ規模でスクラムを実施する際に使用する統合フレームワーク。 |
SoS |
「スクラムのスクラム」の略。 |
SWOT分析 |
組織、プロジェクト、または選択肢の強み、弱み、好機、脅威を評価する方法。 |
T字型 |
専門分野以外にも幅広い能力やスキルを持つ人。 |
WBSコード |
WBSの各構成要素を一意に識別するための番号体系。 |
WBS辞書 |
ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS)の各構成要素に関する詳細な成果物、アクティビティ、およびスケジュール情報を含む文書。 |
WBSの作成プロセス |
WBSとWBS辞書を作成するプロセス。スコープ記述書と共にスコープ・ベースラインを設定する。 |
What-Ifシナリオ |
プロジェクト目標に与えるプラス・マイナスの影響を予測する技法。スケジュール作成時に使用。 |
XPメタファー |
プログラム動作に関する共通理解を得るためのたとえ。エクストリーム・プログラミング(XP)の用語。 |
X理論 |
ダグラス・マクレガーの理論で、働くことを好まない人の管理にはマイクロマネジメントが必要とされる。 |
Y理論 |
ダグラス・マクレガーの理論で、人は働くことに生きがいを感じ、信頼関係が大切とされる。 |
アーンド・バリュー(EV) |
ある時点までに達成した作業に割り振られたコストの総計。出来高とも呼ばれる。 |
アーンド・バリュー・マネジメント(EVM) |
プロジェクトのパフォーマンスと進捗を評価するために、スコープ、スケジュール、資源の測定値を結び付ける方法論。 |
アウトプット |
プロセスによって生成されるプロダクト、所産、サービスで、後続プロセスのインプットになる。 |
アクティビティ |
開始日と終了日がスケジュールされたプロジェクト完了に必要な個々の作業。スケジュール・アクティビティとも呼ばれる。「タスク」も参照。 |
アクティビティ・オン・ノード |
スケジュール・アクティビティをノード(四角形)で表し、アクティビティ間の依存関係を矢印で示す図。 |
アクティビティ・コスト見積り |
各タスクにコストを割り振り、その合計がプロジェクト予算になる。人件費、資材、装置などの固定費を含む。 |
アクティビティ・リスト |
スケジュール・アクティビティを表にした文書で、アクティビティ記述、識別子、作業範囲を示す。 |
アクティビティ依存関係 |
二つのプロジェクト・アクティビティ間の論理的順序関係。 |
アクティビティ資源の見積りプロセス |
プロジェクト・アクティビティに必要な物的・人的資源を見積もる計画プロセス。 |
アクティビティ資源見積り |
アクティビティを完了するために必要な物的および人的資源。 |
アクティビティ資源要求事項 |
アクティビティ・リストの各アクティビティを完了するために必要な資源(物的、人的、組織的)。 |
アクティビティ所要期間の見積りプロセス |
ワーク・パッケージやアクティビティの実行に必要な時間を見積る計画プロセス。 |
アクティビティ所要期間見積り |
アクティビティの完了に必要と想定される期間の定量的査定。 |
アクティビティ属性 |
各アクティビティの属性。アクティビティ・リストに追加できる。 |
アクティビティの定義プロセス |
ワーク・パッケージやストーリーを完了するために必要なアクティビティ(タスク)を定義する計画プロセス群の一つ。 |
アジャイル |
アジャイル・マニフェストの価値、原理・原則のマインドセットを説明する用語。「アジャイル型ライフサイクル」「アジャイル実務者」「アジャイルの原則」などを参照。 |
アジャイル・コーチ |
アジャイル実務慣行の適用方法と働き方を指導し、組織がアジリティを身につけるよう支援する役割。 |
アジャイル・マニフェスト |
2001年にソフトウェア開発者がまとめたアジャイル・ソフトウェア開発の四つの価値。「プロセスやツールよりも個人と対話」「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア」「契約交渉よりも顧客との協調」「計画に従うことよりも変化への対応」。 |
アジャイル・モデリング |
コード実装前にチームでレビューできる、プロセスやシステムのワークフローを表したもの。 |
アジャイル型ライフサイクル |
作業項目を細かく分けて頻繁に提供するための漸進型、反復型のアプローチ。 |
アジャイル空間 |
コロケーション、協働、コミュニケーション、透明性、可視化を促すチーム空間。 |
アジャイル実務者 |
アジャイルのマインドセットを取り入れ、機能横断チームと連携する個人。アジャイリストとも呼ばれる。 |
アジャイルの原則 |
アジャイル・マニフェストを補足する12のガイドライン。顧客満足や持続可能な開発などの原則に基づいて行動する。 |
アジャイルのリリース計画 |
チームが必要なイテレーションやスプリント、リリースの目標日を決定するプロセス。 |
アジャイル見積り |
プロジェクト開始時から計画を支援し、成果物の品質に注力できるようにするアプローチ。 |
アンケート |
多数の対象から短時間で意見や情報を収集する技法。 |
暗黙知 |
信条や経験など、他者との共有が困難な個人知識。 |
石川ダイアグラム |
「特性要因図」を参照。 |
意思決定 |
複数の選択肢からアクションを選択するプロセス。 |
依存関係 |
タスクやアクティビティ間の関係。「開始-開始関係」「終了-開始関係」などがある。 |
一意の識別コード |
WBSの各要素に固有の英数字を割り当てたもの。 |
イテレーション |
プロダクトまたは成果物のタイムボックス化された開発サイクル。価値を実現するための作業が行われる。 |
イテレーション・バックログ |
所定のイテレーションで実行をコミットし完了することが想定された作業群。次のイテレーションに持ち越さない。 |
インセンティブ・フィー付き定額(FPIF)契約 |
購入者が納入者に決められた額を支払い、パフォーマンス基準を満たした場合に追加の報酬を受け取る契約形態。 |
インタビュー |
ステークホルダーと直接会話して情報を引き出す手法。 |
インプット |
プロセスのアウトプットを作成するためにプロセスで使用されるもの。 |
インフルエンス・ダイアグラム |
品質マネジメントの意思決定で使用され、因果関係や時系列、変数の関係を図示したもの。 |
ウォー・ルーム |
プロジェクトチームとステークホルダーがプロジェクトの計画や進行を行う場所。 |
ウォーターフォール |
プロジェクトマネジメントの予測型アプローチ。「予測型ライフサイクル」を参照。 |
受入基準 |
成果物が受け入れられる前に満たす必要がある条件。 |
受入れ済み成果物 |
受入基準を満たし、顧客やスポンサーの承認を得た成果物。 |
影響に基づくリスク分類 |
プロジェクト成功に影響を与えるリスク(時間、コスト、品質、スコープなど)を分析する方法。 |
影響の方向性 |
ステークホルダーの分類モデルで、経営陣(上向き)、チームや専門家(下向き)、社外(外向き)、他のプロジェクト・マネジャー(横向き)に分類。 |
影響力 |
問題への対応や意思決定の理由となる良い事例を提示する行為。 |
エクストリーム・プログラミング(XP) |
アジャイル開発手法の一つで、ペアプログラミングを行い1週間のイテレーションで作業する。 |
エスカレーション |
脅威がプロジェクト・スコープやプロジェクト・マネジャーの権限外にある場合、その対応への介入を依頼する行為。 |
エピック |
共通ゴールを持つフィーチャーや顧客要求などのブロック。大きなゴールに向けた要件の階層化に役立つ。 |
円滑化 |
「資源円滑化」を参照。 |
エンゲージメント・ロードマップ |
ステークホルダー分析に基づき、プロジェクト全体を通しての関わり方を示したガイドライン。 |
エンパワーメント |
チームメンバーが知識・スキルを発揮できるよう、権限委譲や動機づけを行うこと。アジャイル・チームの意思決定に不可欠。 |
往路時間計算 |
スケジュール・アクティビティの最早開始日と最早終了日を計算する方法。「復路時間計算」と比較してフロートを特定する。 |
オーバーラップ(並列)関係 |
先行フェーズの終了前に後続フェーズを開始するような関係。複数フェーズが並列に実行される。 |
開始-開始関係(SS) |
先行アクティビティの開始まで後続アクティビティを開始できない関係。 |
開始-終了関係(SF) |
後続アクティビティの開始で先行アクティビティが終了できる関係。 |
回収期間 |
プロジェクトへの初期投資が回収されるまでの期間。 |
カイゼン |
継続的改善活動で、すべてのステークホルダーが関与する。 |
外注 |
外部組織と契約して、外部からサービスや専門知識を調達すること。 |
回避 |
マイナスのリスクを取り除くため、スケジュールの延長や追加資金調達を行う対応戦略。 |
回避策(ワークアラウンド) |
作業を完了するための代替策。 |
外部依存関係 |
プロジェクト・アクティビティと非プロジェクト・アクティビティの依存関係で、プロジェクト側でコントロールできない場合もある。 |
確率分布 |
属性値のばらつきを発生頻度で示した図。確率密度関数(PDF)とも呼ばれる。 |
過去の情報 |
過去のプロジェクト情報(コスト見積り、スケジュール、教訓など)で予測の根拠として使えるもの。 |
可視性 |
「透明性」を参照。 |
課題 |
プロジェクト目標に影響を及ぼしかねない状況。 |
課題ログ |
現存する課題の情報を記録し、解決に責任を負う当事者に割り当てるための文書。 |
価値 |
プロジェクトがビジネスにもたらす価値。 |
価値工学 |
コストを抑えつつプロジェクトで必要な機能を提供するための体系的な取り組み。 |
価値実現システム |
リーダーシップ、ポートフォリオ、プログラム、プロジェクトを組み合わせて企業価値を高める仕組み。 |
価値分析 |
事業価値を要素分解し、各要素のコスト効率を改善して全体の価値を高める方法。 |
活用 |
プラスのリスク(好機)を確実に発生させる対応戦略。 |
狩野モデル |
顧客要求を4つのカテゴリーに分類して理解するためのマーケティング手法。 |
過半数 |
メンバーの定足数で合意を得る意思決定方法。 |
監査 |
プロジェクトの妥当性、正確性、効率性、有効性を調査するプロセス。 |
監視・コントロール・プロセス群 |
計画に対する実績を測定し、必要に応じて調整するプロセス群。 |
感情的知性(EI) |
自分や他者の感情を特定・評価・マネジメントする能力。EQ(感情指数)とも呼ばれる。 |
完成時差異(VAC) |
予算額と実コストの差を示す指標。VAC = BAC – EAC。 |
完成時総コスト見積り(EAC) |
全作業完了までに予測される総コスト。 |
完成時総予算(BAC) |
作業を実施するために確定された総予算の合計。 |
間接費 |
プロジェクトのベネフィットに直接関係ないが契約の一部として追跡するコスト。 |
完全定額契約(FFP) |
実際のコストに関わらず、契約で定めた一定額を納入者に支払う契約形態。 |
ガント・チャート |
スケジュール情報を縦横軸に表示した図。開始日・終了日、所要期間を横棒で表す。 |
感度分析 |
プロジェクトリスクや不確実性がプロジェクト成果に与える影響を分析する手法。 |
カンバン |
「信号」を意味する経営哲学で、作業の流れを改善し、過剰な仕掛り作業(WIP)を抑制する。 |
関与/影響グリッド |
ステークホルダーの関与と影響に基づき分類するモデル。 |
管理終結 |
プロジェクトまたはフェーズを完了するため、結果を検証して文書化すること。 |
管理図 |
プロセス・データを時間軸に沿って図示し、ばらつきを分析するための図。 |
機会コスト |
ある案を採用することで失われる他案の潜在的な利益。 |
規制 |
政府機関などが課す要求事項。プロダクト、プロセス、サービスの制約要件を定める。 |
期待金額価値(EMV) |
好機をプラス、脅威をマイナスの期待値で示し、プロジェクトの成果を定量化する手法。 |
期待理論 |
チームが期待成果に基づいて選択を行うとする動機付け理論。 |
機能 |
システムが顧客やユーザーに提供する価値あるアクション。 |
機能横断チーム |
特定スキルに特化しながらも、必要な成果物を提供するために構成されたチーム。 |
機能型組織 |
スタッフが専門分野ごとにグループ化された組織構造。プロジェクト・マネジャーの権限が限られている。 |
機能部門マネジャー |
専門領域や部門の責任者。 |
技法 |
「ツール」を参照。 |
脅威 |
一つ以上のプロジェクト目標にマイナスの影響をもたらすリスク。 |
強化 |
プラスのリスク(好機)への対応戦略で、発生確率を高めるための取り組み。 |
共感 |
他者の観点を理解し、チームで協働するための能力。感情的知性(EQまたはEI)の一部。 |
教訓 |
プロジェクトから得た知識や改善方法。 |
教訓登録簿 |
プロジェクト中に得た教訓を記録し、現プロジェクトや将来のプロジェクトに活用するためのリポジトリ。 |
教訓リポジトリ |
さまざまなプロジェクトの教訓を一元的に管理する場所。 |
強制依存関係 |
契約や作業の性質上必然的に存在する関係。 |
共通原因 |
許容範囲と考えられる品質のばらつきの原因。 |
協働 |
成果物を生み出すために情報を共有し一緒に働くこと。 |
協同アプリケーション設計(JAD) |
業務領域の専門家と開発チームが協力してソフトウェア開発を行う手法。 |
共有 |
好機のオーナーシップを第三者に割り当てるリスク対応戦略。 |
許容度 |
品質やリスク、予算などのプロジェクト要求事項の受容範囲を定量的に示す。 |
金メッキ |
顧客の要求やチームの計画を上回るスコープを実施すること。 |
クラッシング |
タスクに資源を追加投入して期間短縮を図る方法。通常、コスト増加が伴う。 |
クリスタル・ファミリー方法論 |
軽量なアジャイル・ソフトウェア開発手法(クリスタル・クリアなど)を含む複数の方法論。 |
クリティカル・パス |
プロジェクトの最短所要期間を決定する、アクティビティの最長経路。 |
クリティカル・パス・アクティビティ |
プロジェクトスケジュール上のクリティカル・パスにあるアクティビティ。 |
クリティカル・パス法(CPM) |
スケジュール・アクティビティ間の依存関係を評価し、クリティカル・パスとフロートを特定する手法。 |
グループの意思決定技法 |
グループ内で合意に至るための技法。満場一致、過半数、相対多数、独裁的な方法が含まれる。 |
クレーム |
契約当事者間で提起された問題で、契約終結のために解決が必要なもの。 |
計画中のパッケージ |
コントロール・アカウントを構成するWBS要素で、詳細なスケジュール・アクティビティが未定のもの。 |
計画プロセス群 |
プロジェクト目標達成のため、プロジェクト・スコープを確定し目標を洗練するために必要なプロセス群。 |
経過時間 |
アクティビティの開始から終了までに必要なカレンダー上の期間。 |
軽減 |
マイナスのリスク(脅威)の発生確率や影響を抑える対応戦略。 |
傾向分析 |
過去の結果に基づき、数学モデルで将来の成果を予測する技法。 |
経済価格調整付き定額(FPEPA)契約 |
インフレなどの変動に応じ、契約価格を調整する条項を含む定額契約。 |
形式知 |
記号でコード化できる知識で、文書化して他者と共有可能なもの。 |
計数サンプリング・データ |
プロダクトの欠陥や顧客の苦情などをカウントしたデータ。 |
継続的改善(CI) |
プロダクト、サービス、プロセスを改善し続ける取り組み。 |
継続的統合 |
ソフトウェア・コードを1日に数回共有環境にマージし、品質と機能を確認する実務慣行。 |
継続的なプロセス改善 |
組織のプロダクトやプロセスの系統的かつ継続的な改善活動。 |
ケイデンス |
実行の周期。「タイムボックス」参照。 |
契約 |
納入者にプロジェクト、サービス、所産を提供する義務を負わせ、購入者に対価を支払う義務を負わせる合意。 |
契約違反 |
契約上の義務を履行しないこと。 |
契約変更管理システム |
契約への変更を収集・追跡・判定・通知するためのシステム。 |
計量サンプリング・データ |
時間、温度、重さのように連続的に変化する値を測定したデータ。 |
原因に基づくリスク分類 |
リスクを発生原因で分類する手法。 |
検査 |
プロダクトやサービスの機能が要求や仕様に適合しているかを確認するプロセス。 |
現在価値(PV) |
将来のキャッシュフローの金額を特定の割引率で割り戻し現在価値に換算した値。 |
憲章 |
プロジェクト開始を認定する公式文書。プロジェクトの背景、要件、前提条件などが含まれる。 |
検証 |
プロダクトやサービスが規制や仕様に適合しているかの評価。「妥当性確認」を参照。 |
検証済み成果物 |
要求や仕様と比較し、適切と判断された成果物。 |
権利放棄 |
契約の一方が相手の不注意に対し責任を問わないことを認める条項。 |
権力と関心度のグリッド |
ステークホルダーをプロジェクトにおける権限と関心度で分類するモデル。 |
権力と関与度のグリッド |
ステークホルダーをプロジェクトでの権限と関与度で分類するモデル。 |
合意 |
プロジェクトの初期の意図を示す文書やコミュニケーション(例:契約書、覚書、サービス・レベル・アグリーメントなど)。 |
合意 |
メンバーが意思決定に同意していなくても、成果達成に向け協力を確約すること。 |
好機 |
発生時にプロジェクト目標にプラスの影響をもたらす可能性のあるリスク。 |
交渉 |
合意や解決を目指し、複数の個人やグループが対話を行うアプローチ。 |
交渉による和解 |
公正な合意に基づき、問題やクレームを解決すること。 |
行動規範 |
プロジェクトチーム・メンバーの行動に関する期待事項。 |
コーチ |
アジャイル・サーバント・リーダーの役割で、チームを支援し、障害を取り除く役割を担う。 |
コーチング |
他者に助言や指示を与え、個人や専門家として成長を促進する。 |
顧客 |
成果物やプロダクトを受け入れる個人や組織で、組織内外に存在し得る。 |
コスト・プラス・アワード・フィー(CPAF)契約 |
完了作業の実費総額に加え、納入者の利益として報奨金(フィー)を支払う契約形態。 |
コスト・プラス・インセンティブ・フィー(CPIF)契約 |
実費償還契約の一種で、償還対象コストと固定利益額を支払う形式。 |
コスト・ベースライン |
承認されたプロジェクト予算の基準版。変更管理手続きを経て変更可能で、実際の結果と比較する基準として使用。 |
コスト・マネジメント計画書 |
プロジェクトのコストをどのように計画し、構成し、コントロールするかを示す計画書の構成要素の一つ。 |
コスト・マネジメントの計画 |
プロジェクトのコスト見積り、予算化、マネジメント、監視の方法を定義するプロセス。 |
コスト効率指数(CPI) |
アーンド・バリュー(EV:出来高)と実コスト(AC)を比較することで、予算のコスト効率を示す尺度。 |
コスト差異(CV) |
出来高と実コストの差額を示し、予算に対する過不足額を示す。 |
コスト集約 |
指定されたレベルやコントロール・アカウントに関連するコスト見積りを集計する作業。 |
コストのコントロール・プロセス |
プロジェクト・コストのベースラインと実績を比較し、差異がある場合は調整するプロセス。 |
コストの見積りプロセス |
ワーク・パッケージやアクティビティのコストを見積もる計画プロセス。 |
コスト・プラス定額フィー(CPFF)契約 |
実費償還契約の一種で、償還対象コストと定額の利益を支払う形式。 |
コスト予測 |
完成時総コスト見積りや残作業見積りなど、現時点までの実績を基にした予測。 |
コミュニケーション |
メッセージをエンコード、送信、受信、デコードし、検証する行為。公式・非公式、口頭・書面などが含まれる。 |
コミュニケーション・スタイルの評価 |
ステークホルダーに最適な方法・形式・内容でのコミュニケーション活動を特定する手法。 |
コミュニケーション・チャネル |
プロジェクト内でのコミュニケーションの経路数を計算するための式(n人の場合、n(n-1)/2)。 |
コミュニケーション・マネジメント計画書 |
プロジェクト内で、誰がどのように情報を伝達するかを定義する計画書。 |
コミュニケーション・マネジメントの計画 |
ステークホルダーの情報ニーズに基づき、適切な方法で情報を提供する方法を定めるプロセス。 |
コミュニケーション・モデル |
プロジェクトのコミュニケーション・プロセスを説明する図や例、手順。 |
コミュニケーション技術 |
情報を伝達するためのツール、システム、プログラムなど。 |
コミュニケーションの監視プロセス |
計画されたコミュニケーションがステークホルダーの支援に効果的であるかを判断するプロセス。 |
コミュニケーションのマネジメント |
プロジェクトでの情報の収集、配布、保管、廃棄を計画書に従い実施するプロセス。 |
コミュニケーション方法 |
ステークホルダー間で情報を伝達するための系統的手法。 |
コミュニケーション要求事項分析 |
ステークホルダーの情報ニーズを判断するための分析技法。 |
コミュニティ・オブ・プラクティス(CoP) |
プロジェクトで得た知見や教訓を共有する場やネットワーク。 |
コロケーション |
チームメンバーを同じ場所に配置することで、コミュニケーションと生産性を高める戦略。 |
コンティンジェンシー計画 |
顕在化したリスクに対する対応を事前に記述した計画。 |
コンティンジェンシー予備 |
既知のリスクに備えてベースラインに割り当てた時間や資金。 |
コンティンジェンシー理論 |
フレッド・E・フィードラーが提唱した、状況によって適応が異なる理論。 |
コンテキスト・ダイアグラム |
ビジネス・システムとユーザーや他システムとの相互作用を示す図。 |
コントロール・アカウント |
スコープ、予算、コスト、スケジュールを統合し、パフォーマンス測定を行う単位。 |
コントロール型PMO |
プロジェクトマネジメントにおいてガバナンスへの適合支援を行うPMOのタイプ。 |
コンフィギュレーション・マネジメント |
プロジェクト文書や成果物の更新を管理するツール。 |
コンフィギュレーション・マネジメント・システム |
プロジェクト成果物を追跡し、それらへの変更を監視およびコントロールするための手続き。 |
コンフィギュレーション・マネジメント計画書 |
プロジェクト成果物の責任者や更新履歴を記録・報告する方法を記述した文書。 |
コンフィギュレーション項目 |
プロジェクトやサービスを提供するために管理が必要な要素。 |
コンプライアンス |
組織の方針や法令、規則に従っている状態。 |
コンフリクト |
チームメンバーやステークホルダー、顧客間での意見や立場の相違。 |
コンフリクト・マネジメント |
チームパフォーマンスに悪影響を及ぼす意見の不一致に対し、適切な戦略を用いて対処すること。 |
コンフリクトの解消 |
コンフリクト状態が発生した際に、合意に達するためのプロセス。 |
根本原因分析 |
リスクや差異を引き起こす根本的な原因を明らかにする分析方法。 |
サーバント・リーダーシップ |
チームメンバーの育成とニーズに重点を置き、チームパフォーマンスを最大限に引き出すリーダーシップ手法。 |
サービス・レベル・アグリーメント(SLA) |
サービスプロバイダーとエンドユーザー間で結ばれる、サービスレベルの契約。 |
差異 |
既知のベースラインや期待値からの定量的な偏差や逸脱。 |
サイクル・タイム |
タスクの開始から完了までの時間。「リード・タイム」参照。 |
最終報告書 |
プロジェクトのパフォーマンス、スコープ、スケジュール、品質、コスト、リスクに関する要約情報。 |
最小実行可能プロダクト(MVP) |
顧客が使用可能と見なせる最小限の機能だけを持つプロダクト。 |
最小ビジネス増分(MBI) |
最大のベネフィットをもたらすプロダクトやサービスの最小量の追加機能。 |
最早開始日 |
往路計算で求めた各アクティビティの開始日。 |
最早終了日 |
往路計算で求めた各アクティビティの終了日。 |
最遅開始日 |
プロジェクト完了を遅らせないために、アクティビティを開始しなければならない最遅の日。 |
最遅終了日 |
プロジェクト完了を遅らせないために、アクティビティを完了しなければならない最遅の日。 |
差異分析 |
ベースラインと実績の差の原因と度合いを判断する技法。 |
サイロ |
「組織のサイロ」を参照。 |
魚の骨図 |
「特性要因図」を参照。 |
作業工数 |
スケジュール・アクティビティまたはWBS構成要素を完了するのに必要な労務単位数(時間、日数など)。 |
作業シャドーイング |
業務を学ぶため、経験者の作業を観察したり共に作業したりする実地技法。 |
作業認可システム |
適切な順序で確実に作業を行うための仕組み。 |
作業パフォーマンス・データ |
プロジェクト作業中に把握した生の観察や測定値。 |
作業パフォーマンス情報 |
コントロール・プロセスで得られたパフォーマンス・データを分析した情報。 |
作業パフォーマンス報告書 |
作業パフォーマンス情報をまとめたプロジェクト文書で、意思決定や対策のために用いる。 |
作業範囲記述書(SoW) |
プロジェクト作業を説明した文書で、要求事項や成果物、詳細、納期などを示す。 |
作成物 |
プロジェクトマネジメントにおいて、チームが使用するプロジェクトマネジメント・プロセスやアウトプット、ツール。 |
残作業効率指数(TCPI) |
承認済みの期間と予算内でプロジェクトを完了するために必要なコスト効率指数。 |
残作業見積り(ETC) |
プロジェクトの残作業を完了するために予測されるコスト。 |
残存リスク |
リスク対応後に残るリスク。 |
三点見積り |
楽観値、悲観値、最頻値を使用して、コストや所要期間を見積もる技法。 |
支援型PMO |
テンプレートやトレーニング、情報提供によってプロジェクトを支援するPMOタイプ。 |
仕掛り作業(WIP) |
開始済みでまだ完了していない作業。 |
しきい値 |
測定可能な変数の限界値で、それに達した場合にアクションが必要。 |
指揮型PMO |
プロジェクトを直接管理することでコントロールするPMOのタイプ。 |
事業価値 |
事業活動から得られる定量化可能なベネフィットで、有形または無形の場合がある。 |
資金限度額による調整 |
資金の予定支出額をプロジェクトの資金限度額と比較し、差異を特定するプロセス。 |
資源 |
作業に必要な人的・物的資源(スキル、装置、サービス、消耗品など)。 |
資源円滑化 |
フロートを利用してクリティカル・パスに影響を与えずに資源調達を最適化する技法。 |
資源カレンダー |
各資源を使用可能な日やシフトを示す日程表。 |
資源最適化技法 |
アクティビティの開始日と終了日を調整して資源の需給バランスを取る技法。 |
資源のコントロール・プロセス |
資源の使用状況が計画と一致しているかを確認する監視・コントロール・プロセス群の一つ。 |
資源ヒストグラム |
プロジェクト期間にわたる必要な資源量を示した棒グラフ。 |
資源ブレークダウン・ストラクチャー |
資源を区分と類型別に階層表示したもの。 |
資源平準化 |
プロジェクト・スケジュールを調整して資源調達を可能にする最適化技法。クリティカル・パスが変わる可能性がある。 |
資源マネジメント計画書 |
プロジェクト資源の獲得、配分、監視、コントロール方法を示した計画書。 |
資源マネジメントの計画 |
プロジェクトで必要な資源の見積り、獲得、管理、活用方法を定義するプロセス。 |
資源要求事項 |
ワーク・パッケージの各アクティビティに必要な資源の種類と量。 |
自己組織化チーム |
チーム目標達成のため、必要に応じ自主的にリーダーシップを担う機能横断チーム。 |
事実上の規則 |
一般に広く受け入れられ、実務で使用されている規則。 |
市場調査 |
潜在的消費者を対象に新しいプロダクトやサービスの実現可能性を評価するプロセス。 |
システム |
一連の規則、プロセス、手続き、人員などからなり、プロジェクトの成果やプロセスを支えるもの。 |
システム開発ライフサイクル(SDLC) |
ソフトウェア開発プロジェクトのライフサイクルで、ウォーターフォール型、アジャイル型、反復型、漸進型などがある。 |
持続可能性 |
短期的および長期的な環境、経済、社会への影響を考慮してプロジェクトを進行すること。 |
シックスシグマ |
「リーン・シックスシグマ」を参照。 |
実験計画法(DoE) |
最適なパラメーター値を決定するためのデータ分析技法。 |
実行プロセス群 |
プロジェクトの要求事項を満たし、プロジェクトマネジメント計画書に定義された作業を完了するプロセス群。 |
実コスト(AC) |
アクティビティの実行時に実際にかかったコスト。アーンド・バリュー・マネジメント用語。 |
実費償還契約 |
納入者の実コストに加え、納入者の利益となるフィーを支払う契約の一種。 |
シミュレーション |
目標に対する潜在的影響を評価するため、不確実性を組み合わせた影響をモデル化する技法。 |
終結会議 |
プロジェクトまたはフェーズ終了時に開催し、チームで教訓を得るためのミーティング。 |
終結プロセス群 |
プロジェクト、フェーズ、または契約を正式に完了または終結するためのプロセス群。 |
終了-開始関係(FS) |
先行アクティビティが完了するまで後続アクティビティを開始できない論理的順序関係。 |
終了ゲート |
第三者やステークホルダーがフェーズの成果物をレビューし、後続フェーズへ移行できるか判断する意思決定ポイント。 |
終了-終了関係(FF) |
先行アクティビティが完了するまで後続アクティビティを終了できない順序関係。 |
受容 |
リスクを認識しつつ、リスクが発生するまで特に対策を行わない対応策。 |
主要業績評価指標(KPI) |
プロジェクトの目標に照らし、部門やチームのパフォーマンスを評価する指標。 |
準拠的影響力 |
職場や生活での信頼関係を築き、敬意と信用を得ること。 |
償還対象コスト |
契約条件に従い、購入者が納入者に支払う償還対象のコスト。 |
承認済み変更要求 |
変更管理委員会(CCB)が承認し、実施計画に盛り込める状態の変更要求。 |
情報 |
意味のある形に分析・整理・処理されたデータ。 |
情報提供依頼書(RFI) |
調達文書の一種で、購入者が納入者にプロダクトやサービス関連の情報を要求する。 |
情報マネジメント |
チームが協力、共有、情報取得をできる仕組み。 |
情報マネジメント・システム |
プロジェクト情報を収集、管理、配布する方法。 |
情報ラジエーター |
最新情報を確認できるよう見やすい場所に配置された情報表示の仕組み。アジャイルでは「BVC(Big Visible Chart)」とも呼ばれる。 |
正味現在価値(NPV) |
一定期間で見込まれる収入と支出の現在価値の総計。プロジェクト投資の財政的実行可能性を分析するために使用。 |
ジョブ・シャドーイング |
プロジェクトの要求事項把握や役割理解のための技法。 |
所要期間 |
ワーク・パッケージやタスクを完了するのに必要な時間。 |
浸透コミュニケーション |
同じ場所で仕事をすることで、会話などから非公式に発生するコミュニケーション。 |
心理的安全性 |
自身の意見を失敗の影響を恐れずに表明できる状態。チーム内の高いパフォーマンスが期待される。 |
親和図 |
多くのアイデアをグループ化しレビューや分析を行う技法。 |
親和見積り |
バックログの大きなストーリーを大まかに見積もる技法(例:Tシャツサイズ、フィボナッチ数列)。 |
スウォーミング |
スプリント中に開発チーム全員で特定の問題解決に取り組むこと。 |
図解の技法 |
システムや業務フローを視覚的に図示する手法。 |
スキル・リスト |
チームが保有するスキルの詳細を記述したリスト。 |
スクラム |
三つの役割、四つのセレモニー、三つのアーティファクトで定義されるアジャイル・フレームワーク。 |
スクラム・チーム |
自己管理ができ、かつ顧客のプロダクト要求に応える機能横断チーム。 |
スクラム・マスター |
スクラム・フレームワークのプロセス責任者で、チームのコーチも務める。 |
スクラムのスクラム(SoS) |
複数のチームで進行するスクラムの進捗や統合方法を調整するための方法。 |
スケジュール・ベースライン |
承認済みのスケジュールモデルで、変更は公式の変更管理手順を経て行われる。 |
スケジュール・コントロール |
スケジュールの進捗を監視し、ベースラインからの差異を修正するためのプロセス。 |
スケジュール差異(SV) |
計画された進捗と実際の進捗の間の差を示す指標。アーンド・バリュー(EV)と計画価値(PV)の差として計算される。 |
スケジュールの作成プロセス |
プロジェクト・スケジュールを分析し、承認を得てスケジュール・ベースラインを確定するプロセス。 |
スケジュールの監視 |
プロジェクト・アクティビティが予定どおりに進んでいるかを確認し、必要に応じてスケジュールを調整すること。 |
スケジュール変更許容度 |
スケジュールがベースラインからどの程度の範囲内で変更されるかを許容する基準。 |
スコープ |
プロジェクトやフェーズで提供される作業の範囲と制約。プロダクト・スコープとプロジェクト・スコープが含まれる。 |
スコープ・ベースライン |
承認されたスコープ記述書、WBS、WBS辞書を合わせたもので、スコープ変更は変更管理手続きを経て行われる。 |
スコープのコントロール・プロセス |
プロジェクト・スコープが承認済みのスコープ・ベースラインに沿っているかを確認し、変更がある場合は調整するプロセス。 |
スコープの定義プロセス |
プロジェクトやフェーズのスコープを確定し、明確なスコープ記述書を作成するプロセス。 |
スコープの確認プロセス |
ステークホルダーによって成果物が正式に受け入れられるかを確認するプロセス。 |
スコープ記述書 |
プロジェクトの背景や成果物、制約、前提条件などを文書化したもの。 |
スコープ管理 |
プロジェクトが合意されたスコープ内で実行されることを保証するプロセス群。 |
スコープ変更管理 |
承認済みスコープ・ベースラインへの変更を計画、承認、文書化するための手順。 |
スコアカード |
プロジェクトのパフォーマンス指標を視覚化して追跡するためのツール。 |
ストーリー |
アジャイルにおいて、ユーザーが必要とする機能や価値を短く記述したもの。 |
ストーリー・マッピング |
プロダクトの全体像を視覚的に示す手法。ストーリーを重要度や順番に並べることで優先順位を視覚化する。 |
ストーリー・ポイント |
アジャイル・プロジェクトでタスクやストーリーの複雑さや労力を数値化した見積り単位。 |
ステークホルダー |
プロジェクトの成功に影響を与える、または影響を受ける可能性のある人物、グループ、組織。 |
ステークホルダー・エンゲージメント計画書 |
ステークホルダーとの関係を構築し、関与を引き出すためのアプローチを記述した計画書。 |
ステークホルダー・エンゲージメントの計画 |
ステークホルダーをプロジェクトに積極的に関与させる方法を決定するプロセス。 |
ステークホルダー分析 |
ステークホルダーの関心や期待を把握し、プロジェクトにおける影響度や関与度を分析する技法。 |
ステークホルダー記録 |
ステークホルダー情報(期待、影響度、関与方法など)を記録したドキュメント。 |
ステータス会議 |
プロジェクトの進捗状況を確認するために定期的に行われる会議。 |
ステータス報告書 |
プロジェクトの現状や進捗をチームやステークホルダーに報告する文書。 |
ステージゲート |
プロジェクトやフェーズの終結点で進行可否を判断する意思決定ポイント。 |
ステージング |
プロジェクトや作業を異なる段階に分割し、それぞれで進行状況を評価する方法。 |
スプリント |
スクラムにおける短期間(通常2〜4週間)の開発期間。 |
スプリント・バックログ |
チームが特定のスプリントで取り組む作業項目をまとめたリスト。 |
スプリント・レビュー |
スプリント終了時に開催されるミーティングで、成果物のレビューやフィードバックが行われる。 |
スプリント計画 |
スプリントの開始時に行われる計画ミーティングで、スプリント内で完了する作業を決定する。 |
全体最適化 |
プロジェクトの各要素を個別に最適化するのではなく、全体の効率を高めるための調整。 |
セルフオーガナイズド・チーム |
自律的にタスクを管理し、成果物を生み出す能力を持つ自己組織化チーム。 |
前提条件 |
プロジェクト計画において確実なものと見なされる仮定や条件。 |
センシティビティ分析 |
各要素のばらつきがプロジェクト目標に与える影響を評価するリスク分析技法。 |
選択肢分析 |
さまざまな選択肢の中から最適な解決策を選択するプロセス。 |
相対見積り |
以前のプロジェクトやタスクに基づいて見積りを行う手法。 |
ソーシャル・ライセンス |
ステークホルダー、特に地域社会がプロジェクトを支持し、受け入れている状況。 |
双方向コミュニケーション |
送り手と受け手が情報を交換するプロセス。フィードバックと質疑応答が含まれる。 |
増分型ライフサイクル |
製品や成果物を段階的に作成し、部分的に納入するプロジェクトのアプローチ。 |
組織のサイロ |
情報や資源の共有が不足しているため、効率や協働が阻害される組織の状態。 |
組織体の環境要因(EEF) |
プロジェクトに影響を与える組織内外の要因(文化、構造、システムなど)。 |
ソフト・スキル |
コミュニケーション、リーダーシップ、チームワークなど、プロジェクト管理に必要な対人関係スキル。 |
ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC) |
ソフトウェアの企画からリリースまでの一連の開発工程。 |
ソフトウェア・リリース |
新しいバージョンやアップデートされたソフトウェアの提供。 |
ソフトロジック |
プロジェクト計画において、変更可能な依存関係。 |
損益分岐点 |
プロジェクトの収益と費用が同額になる点で、プロジェクトが収益性を確保できる境界。 |
体験学習 |
体験を通して学ぶことで、実務に役立てる学習方法。 |
代替案分析 |
問題解決における複数の選択肢を比較し、最適な解決策を選定するプロセス。 |
対立管理 |
チーム内で意見の対立が発生した場合に、建設的に解決を図るプロセス。 |
ダイバーシティ |
プロジェクトチーム内の多様な価値観、文化、スキルの統合。 |
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M) |
納入者の実労働時間と使用資材のコストに基づいて報酬を支払う契約形態。 |
タイムボックス |
特定の作業を一定期間内で行うように制限する手法。アジャイル・プロジェクトでよく使用される。 |
ダッシュボード |
プロジェクトの状況やパフォーマンス指標を視覚的に示すインターフェース。 |
タスク |
プロジェクト計画で定義された単位作業。通常、WBS内で定義される。 |
タスク分解 |
大きなタスクを小さなタスクに分割して詳細化する手法。 |
脱線分析 |
プロジェクトの進行が計画から逸れた原因を特定し、改善策を導き出すための分析。 |
ダブルループ学習 |
結果とともに、プロセスや前提にまで視点を広げる学習方法。 |
単独依存関係 |
一つのタスクが他のタスクに依存しておらず、独立して実行できる関係。 |
段階的詳細化 |
プロジェクトの進行に伴い、計画をより詳細にしていく技法。 |
チーム憲章 |
チームのミッション、ビジョン、期待、行動規範を文書化したもの。 |
チーム文化 |
チームが共有する価値観、信念、行動様式。 |